昨日は小学生が3人。算数に取り組みました。中学生のように内申点は関係ないので、学校ではスッと通り過ぎてしまう重要単元に時間をかけて学習ができます。

さて、中学生、高校生でよくある「数学が苦手」の原因はすべて

「算数ができていない」

ことに収束します。算数がきちんとできていれば中学高校数学はいつでも挽回は可能、ともいえるでしょう。

計算が苦手、という場合は割と対処は簡単ですが、やっかいなのは文章を読んで求める、または割合や比を駆使して求めることができない子です。これらに共通して言えるのは「頭を使わない」ということです。文章をよく読まずに文の中の数字を引っぱってきて根拠のない四則計算に当てはめる、またはすぐに「これ、なに算?」と聞いてくる場合は要注意。

問われていることを、どうやって求めていくか。自分の中で問題の状況をビジュアル化させ、文章の中の既知の内容を手がかりに探ること。この頭の使い方を習慣化させることで算数力は上がっていきます。

比や割合、図形の応用に取り組んでいます。

要は論理的思考力を磨くこと。この子たちが社会に出て活躍する未来には必須な力になるはずです。