熊谷高校に行ってきました。
埼玉県北部では言わずと知れた伝統のある男子進学校です。愛称「くまたか」
校長先生のご挨拶に引き続き、全体説明が始まりました。まずは進路実績について。
大学への現役進学率では令和元年では58.9%
昨年の令和5年度では76.9%と大幅に上昇しています。
男子校進学校では自分の第一志望校は最後まで変えずにチャレンジする気風があり、合格に届かない場合は躊躇なく浪人というケースが多い、というのは熊高でも多分に漏れず、近年までは「4年制高校」なんて言われたりしていましたが、様子は変わりつつあるようです。
実際、昨年学びの道に通っていたT君は静岡大学、S君は東京理科大学へ現役で進学していきました。彼らの日々の様子をみても伝統の生徒主体は保持しつつ集団で大学受験へ向かっていく男子校特有の熱量が感じられました。
40kmハイクや臨海学校の遠泳など伝統の熱い行事も健在。各行事の合間ではすぐ肩を組んで校歌を歌いだす性癖があります。説明スライドの離任式のシーンでも全校で肩を組んで校歌を歌って送り出していました。壇上の先生達も肩を組んで校歌斉唱。感動のシーンです。
まとめると、「母校愛」が異常に強い。そんな高校です。

屋根付き屋内プール。県内の県公立では熊谷と浦和の二つだけだそうです。