2月になりました。
ここからはいよいよ実力勝負の入試が始まります。
さて、前回の投稿で国立高専の合格者がいることに気付いたでしょうか。
受験した塾生は建築を学びたい希望があり、当初県内の工業高校を考えていました。
しかし、学習を重ねるうちに学力も伸び、将来は大学進学を考えるように。
学びたいことが決まっているので、普通科の高校から大学受験をするのよりも国立高専に進学してしまった方がいいのではないかという選択をしました。
建築科が設置されている学校で自宅通学できる場所はなく、どうせ寮に入るなら遠くでもいいということで、釧路高専に決定しました。
ここで高専に進学するメリットをあげます。
①進学と就職
普通高校のように3年ではなく、5年間専門の学問を学びます。卒業後、さらに工学部を持つ大学に進学(3年生に編入)する生徒が多く、その進学先も国公立大がほとんどです。
また、就職する場合も工業高校とは違った大手企業に就職できます。
②高専での学び
カリキュラムは普通科の学び+専門学科というかなりハードな内容となります。学びたいことが大学よりも先に学べる感じですね。
③学費
入学金や授業料がかかるのは普通の高校と一緒です。3年間は普通高校と一緒に補助があるようです。しかし、その先を考えると普通高校から大学へ進学するよりも金額は抑えられます。何せ国立ですので。
デメリットとしては②の通り、学習が厳しいということでしょうか。高校というより大学に近い感じなので、サボって単位を落とすとすぐに留年です。
ここは本人がそれを承知で入学し、その後は頑張るしかないのですが。
いずれにしても学びたいことがそこにあるのであれば、国立高専という選択は大いにあり、と思います。