大学共通テストのニュースが出てますね。本格的な受験シーズン到来です。

高3のAちゃんも第一志望校にチャレンジ。先日無事合格を頂きました。

学校では2番目だそうです。早々と決まって良かったです。

さて、大学受験は近年首都圏の私立大学の難化が進み、

少子化なのにかなり大変なことになっています。

すべては定員厳格化のあおりです。

大学としては、確実に入学する学生を早々に内部進学や推薦で決めてしまい、

2月以降の一般では合格枠を狭くします。

超難関大を視野に、勉強を重ねてきた受験生ならば問題はないのですが、

実力を顧みず背伸びをして2月の一般までずれ込むと厳しいです。

昨年の受験生の動向をみての話ですが、

実力がない子が20校くらい受けるんですよ。

特に私立高校では経験を積ませるためか、たくさん受けるよう勧められます。

でも力がない子が何校受けても受からない。これが現実です。

では、どうすればいいのか。

それはいち早く、どの大学で何をしたいのかを自分の中で明確にすることです。

何を当たり前な、と思われるでしょうが、けっこうここがあやふやな子が多い。

marchだの日東駒専だの大学群でとらえるとイメージがぼやけます。

だからどの大学のどの学部で何を学ぶ、ということをはっきりさせ、

本気で狙う。

そうすることで一般ではなく、推薦でも早く決まる確率も高くなります。

具体的になればなるほど学習に身が入るし、何より熱意が伝わりますからね。

もし、一般受験をするのであれば赤本や青本などの過去問を徹底的に取り組むのです。

各大学により、出題の癖やパターンがあるはずです。それをやりこむ。できれば10年間以上。

ということは、限られた時間の中で、それほど多くの学校の過去問はできません。

実際、できるとしたら2~3校でしょうね。

赤本で東大25年分、なんてのもあります。何時間かかるのでしょうか?

さて、Aちゃんも合格はしましたが、入学するまでに大学の赤本に取り組む!

と宣言していました。

入学後も学習は続きますからね。