小学6年生対象の中学準備講座を12月から開講します。
いろいろな塾でも準備講座をやっていますね。
で、そのほとんどが
「中1の一学期でつまずかない」
ことを目標にしています。
うちの娘宛に来た通信講座のDMの内容もそうでした。
しかし、実際中1の一学期は学校に慣れることを軸に日々が進むので、
学習進度はかなりゆっくり。
例えば数学は一学期の期末までに最初の単元である
正負の数の四則計算が終わるかどうか、
というペースです。
よって平均点は悪くても70点は超えていきます。
高得点を取っても平均点からは近いので本当の実力はわからないですよね。
ところが二学期に入り、進度は一気に加速していきます。
どの中学でも二学期の中間テストでは文字式と一次方程式という二つの単元が範囲になるという重量。
どの教科もそんな感じです。
いわゆる本当の「中1ギャップ」が発生するのは二学期以降です。
受講する子供達には、中学生になってからでも
「一学期中間テストの成績と同じくらいの点数を続けていこう」
という目線で指導にあたります。
トータルの点数は同じでも、順位はどんどん上がっていきますからね。
学びの道の準備講座では、その二学期以降でも楽しく学校生活が送れる、
また、たとえ途中でサボってしまっても、
やる気になったときそこから仕切り直しができる、
という力をつけていきたいと思っています。